がんと向き合う⑦ 退院へ
”はっぴぃソフィエル🌈"にようこそ♪
がんと向き合う⑥のつづき
かたくなに母や妹の見舞いを断っていた私だが、意外と元気なのでこれなら顔を見せても大丈夫かと思い、お見舞い来てもいいよ、と伝えた。
二人ともびっくりしていたが、急遽2月11日建国記念日に来てくれることに。
弟は予定変更できず来られなかったが。
私の顔を見るなり、
「全然変わってない、元気そう!」
と喜んでくれた。
実際は5㎏体重が減っていたのだが、顔がやつれてなかったんだろう。安心してもらえてよかった。
まだ緊急事態宣言は出ていなかったが、そろそろ外出も自粛傾向にある中、そしてアクセスも良くない病院なのに、はるばる遠方から来てもらい、私も素直にうれしかった。
帝釈天さんのご利益はすごいね、ありがたいね、という話から、旦那さんにこれだけ世話になって、あんたこれから足向けて寝られないよ。これから感謝しなさいよ~、などと説教もされた。
とはいえ楽しいひと時だった。
そしてこの日は、私が本来主催で司会をやるべきセミナーの日だった。
Mちゃん、緊張せずにお話しできてるよね。
Tちゃん、スタッフさんありがとう。完璧にやってくれてるのが目に浮かぶ。
この日の午前中、T先生に廊下でばったりお会いしたので
「先生、私13日に退院できるんですか?」
と確認した。そしたら
「え、そんなことになってるんですか?」
と仰る。なのですかさず、
「いえいえ、先生が許可してくださったら私13日に退院できます」
と私。
「食事がしっかり摂れているなら大丈夫ですが。そういうことになってるんならいいでしょう」
と無理やりOKをいただく。
急遽決まった翌々日の退院。信じられないけど、予定より3日早く退院できることになった。
やったー!!
病院は至れり尽くせりでいいけれど、早く自宅のお風呂に入りたい。猫たちとじゃれたい。
お花を活けて愛でたい。
ある看護師さんに
「明後日退院できることになった~」
と言ったら、
「よかったね~」
のあと、小さな声で
「こんなところ長くいるもんじゃない」
と言われ、ちょっとびっくりしたなぁ。
がんと向き合う⑧へつづく
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
あなたはいつも愛され💖護られて✨います
これからの24時間が、愛と光と調和と豊かさに満たされた素晴らしい1日となりますように🙏
そしてそうなりました✨予祝✨