がんと向き合う② 手術日が決まる

はっぴぃソフィエル"にようこそ♪

 

 

がんと向き合う①のつづき

 

Aちゃんが言った。

 

「絶対大丈夫！！　前よりみやこちゃんのオーラも広がってきている。

絶対大丈夫だから！ 」

 

と言われたと記憶していたけど、これを書くに当たって録音聞き直したら

「絶対大丈夫」なんて一言も言われてないのね。

でも私の記憶の中では、Aちゃんが私に「絶対大丈夫！」って言ってくれて、その言葉を糧にしていた。

 

録音の中でAちゃんはこう言ってた。

「エネルギー見てると、天使たちがいっぱい出てきてくれてるからサポートしてくれるはずです。

それで例えば、切ることになったとしても、切るときに全部身体の内側にある重たい周波数全部取り去ってもらえるって、わくわくすればいいんです」。

「ちゃ～んと乗り越えていけますから」。

 

私はこんな質問をした。

 

「よく自然に寛解するとかあるじゃないですか？楽しいことばっかりやってたら気がついたら自然退縮してたとか…あるけれども、私の場合は切ったほうがいい？」

 

「うん、そのほうが早い。早いというかすっきりするし早いと思います。もちろん全部自分の意識次第ですが」。

 

そしてAちゃんが私の胃から視線を外さず言った言葉が確信となった。　

「胃の下のほうに感じるんですけど、エネルギー。重たいというか塊としてね」。

といったその場所がまさにMクリニックで言われた腫瘍のある部位だった。

 

私は大丈夫。死ぬ気はしなかった。

思ったよりは取り乱していなかった。

というか離人症のように、自分のことのように思えなかった。現実味がわかなかった。

でも話を聞いてほしくてAちゃんのところに行っている自分はやっぱり動揺しているのかな？

 

 

その夜、布団に入って改めて、私はがん細胞ちゃんたちに謝った。

「ごめんね。本当ならあなたたちも正常な細胞でいたかったのに、私に警告をするために自らを犠牲にしてがん細胞になって

くれたんだよね。もっと自分を大事にしなさいってことよね？ほんとうにごめんね、そしてありがとう」

と私はがん細胞ちゃんたちに愛と感謝を込めて光を送り続けた。

 

 

1月14日火曜日。

その日は用があって出かけており、電車の中で携帯の電話が鳴っているのがわかった。

電車から降りて折り返すとM消化器内科クリニックから。

生検の結果が出たので、今日の午後以降おいでください、とのこと。

こないだは今週の金曜に結果が出ると言っていたので、早めに出たのはラッキーだった。

オットにラインをする。オットには前日やっとがんのことを報告。

「なんでもっと早く言わなかったんだ」

と言われたけど、

「ちゃんとがんだとわかってから報告しようと思って…」。

 

午後一緒に話を聞きに行ってくれることになった。

 

 生検の結果、胃がんであることが間違いないことが分かったので、大病院のS病院を紹介してくれることに。

ありがたいことに、執刀医となるT先生に直通で電話をしてもらえ、翌々日の診察の予約が取れた。

これって今思えばすごいラッキーなことだったんだ。

 

 

1月16日木曜日。

診察は午後2時の予定だったが、4時前の診察となった。

待っている間に感謝をささげた。

S病院の中で働いている医師、看護師さん、検査の方、事務の方。シニアボランティアのガイドさんたち、すべての方へ。

そしてS病院の建物へ。これまでどれだけたくさんの人生ドラマを見守ってきたか。

ある人は希望に満ちてここを離れ、ある人は天命を終えてここを旅立つ。

私もこれから体験する、どう展開するかわからないドラマをこのちょいと古びた建物に見守ってもらおう。

「いつもたくさんの人を見守ってくれてありがとうございます。よろしくお願いします」。そんな気持ちだった。

 

担当医のT先生は物静かなジェントルマンだった。

Mクリニックの内視鏡の画像を見ながら、これだけ腫瘍が大きいとリンパ節転移の可能性があると仰った。

胃を３分の２切るのは確定らしい。

そして胃の出口側なので、十二指腸につながないで直接小腸につなぐ可能性があることも言われた。

S病院でも内視鏡をやって確認することになった。

 

入院が2月3日、手術日が翌日2月4日と、あっさり決まった。

診察の後CTと血液検査をやることに。

ＣＴの機械や採血の注射器にも毎日働いてくれてありがとう、と伝えた。

ＣＴの機械がふっと緩むのを感じた。

大天使ラファエルと大天使ミカエルに「一緒にいてね」と頼んでそばにいてもらった。

それだけで安心感が全く違う。採血を待つナンバーが４、ＣＴ検査のロッカーが４番。

ふふふ、天使たちの「いるよ～」のサインにＣＴを前に緊張気味の私に笑みが広がる。

 

 

がんと向き合う③へつづく

 

 

 

最後までお読み下さりありがとうございます。

あなたはいつも愛され護られています

これからの24時間が、愛と光と調和と豊かさに満たされた素晴らしい1日となりますように

そしてそうなりました予祝